【仕事術】同期のマニアックめがね君

就職活動を行っていた際に常々言われていた言葉がある。

リーダーシップ

である。

私は、当時より、この言葉が嫌いだった。

「リーダーシップを発揮できる人材」

「周りを巻き込む人材」

各企業は、こんな人材を求めているようだったが、そんな会社は早くなくなってしまえばいいのに。と、常々思っていた。

だって、リーダーシップを発揮できる人材だらけになったら、リーダーばかりになって、会社はうまく回らないじゃないですか。

リーダーシップを発揮してなくても、人はついてくるからね。

と思っていた。

その典型的な例が、私と同期で入社し、同じ店舗に配属された、マニアックめがねのT君。面倒なんで、のび太とする。

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のび太は、入社当初から、典型的なめがねキャラで、しかもマニアック。休みの日は都心のゲーセンでマニアックゲームをし、秋葉原でよくわからない二次元のエロ本を買ってくるような人物。一度、家に遊びに行った時、勝手にパソコンを見ようとしたら、本気で止められたので、おそらく相当エグイエロ動画を毎日観ているのだろう。

そんなのび太だが、仕事においてももちろん、雑用を押し付けられる。だってリーダーシップ皆無だからね。

 そう。上司がのび太に最初に教え込んだのは、雑用のいろはだったのである。

パチンコ店における雑用とは、例えば閉店後の店内の清掃とか、機械のメンテナンスとか、ポスターの変更とか、店内装飾の変更とか、入替作業時に出るゴミの回収とかである。

もちろん、一緒に配属された私も、最初は同じような仕事をしていたのだが、ハッタリが上手い私は、大した雑用はせず、すぐにメインの仕事を任されるようになった。雑用とか、嫌いなんで。

 

その後も、のび太の雑用生活はずっと続いた。新人アルバイトが入ってきても、のび太は雑用を教え、一緒に雑用をやっていた。半年過ぎても、一年過ぎても、愚直に雑用をやり続けたのである。

 

しかし、そんなのび太の雑用生活にも転機が訪れる。

周りの人間が、のび太の仕事を当てにするようになっていった。

上司A「なんだ、今日はのび太休みか、面倒な仕事が残っちゃうな。」

上司B「のび太休みか、新人に仕事教える人いないな。」

上司C「のび太、閉店後だけでも来れたら助かるんだけどな。」

のび太は雑用を通じて、多くの上司の信頼を集めるとともに、雑用同士でリーダーシップを発揮するようになっていたのである。

そう。のび太は一流の雑用になっていたのだ。

 

のび太は、雑用という、日の当たらない仕事をだれよりも早く正確に。自分なりのこだわりを持って行っていた。その結果、雑用ならのび太に任せておけば間違いないと、誰もが思うようになっていた。

 

入社当初ののび太は、見た目通りの細くて頼りない存在だったが、1年後ののび太は、自身に満ちた頼れる男になっていた。そんな仕事ぶりが評価され、のび太は役職に昇進することができた。

離職率が高い私の会社において、のび太は未だに役職として、元気に頑張っていると噂をよく聞く。すごい人物である。

 

話を元に戻すと、仕事において、リーダーシップを発揮し、一番目立つ仕事をしている人物はもちろん必要だが、目立たない仕事でも、地道に継続して続けることで、やはりそれも素晴らしい仕事になってしまうのだ。

私が言うのもなんだが、仕事において迷っている人で、リーダーシップが無いと自身を失っている方がいたとしたら、そんなことは気にしなくて問題ないと私は思う。

そう、仕事の内容なんてなんでも良い。その仕事を自分なりに最高の状態に高めることができれば、そこには何かの評価があるし、それは素晴らしい仕事だと思う。


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