『昔はよかった話』最終話

『昔はよかった』話①

『昔はよかった』話②

『昔はよかった』話③

『昔はよかった』話④

『昔はよかった』話⑤

 

北斗・吉宗ブームが過ぎ去り、イベントが大々的に謳えなくなっていったとはいえ、スロットのバブルは終わることはなかった。巷では明らかに道を見失ったような変な台が横行していたが、日々のデータ取りと前日の下見をちゃんと行えば、ライバルを出し抜き、設定6を奪取できていた。

鬼浜や秘宝伝も、結構な台数を抱えているホールでは、北斗のような強イベントをやっていたので、それに便乗して6を積もっていた。

夢夢DXやヒデキに夢中は10台に1台しか6は入ってなかったが、まあまあの確率で座れてたし、取れなかった日はと取れなかった日で、パチンコを打ったり、ゲーム数狙いをしたりして、そこそこの結果は出せていた。

彗星のごとく登場した、おそ松くんでは、地元の優良ホールは人気がありすぎて、どう頑張っても6を取れなかったので、誰も行かないような過疎店でおそ松チャンスを蓮チャンさせ、車を買った。

今思えば、これまでのスロット史において、一番の名機は何かと聞かれたら、おそ松くんと答えるかもしれない。確かに、北斗も吉宗も秘宝伝も巨人も、非常によくできており、面白いことは面白いのであるが、よく出来すぎ感が否めない。非の打ちどころがないとも言える。それに比べ、おそ松くんは、スイカ以外の演出は何にも期待できないし、おそ松チャンスは雑だし。非常に粗削りな機械なのである。手の掛かる子ほどかわいいとはよく言うが、おそ松くんはそれに似たかわいさがある。

バジリスク絆の設定6がいかに凄いとはいえ、おそ松チャンスに比べたら、足元にも及んでいない。5号機としてリバイバルさせていたら、かなり話題になっていた可能性はある。

 

私は毎日、頭がおかしくなったようにスロットを打っていた。どんな変な台だろうが、そこにスロットがあれば打たない理由はなかった。

まるで何かにとりつかれたように、一人黙々とスロットと対峙する日々。そのストイックな姿勢を友人に心配される時があったほどである。

なぜそんなにストイックにスロットを打っていたのか、私自身もわからなかったが、今思えば、天使ちゃんの失恋が、その時の私を奮い立たせていたのかもしれない。

好きで好きでしょうがなかった天使ちゃんであったが、あまりにも社会性の無い私は、何となく天使ちゃんに合わせる顔がなく、何となく距離を置いていたのである。心のどこかで、その時の私にあった、お金とスロットだけにすがっていたのだろう。

 

やがて、時はたち、同じようなことをしていた周りの友人たちも、就職とかし始めた。スロットが楽しくてしょうがなかったとはいえ、やはり孤独というのは辛いものである。

天使ちゃんの一見もあり、さすがにアホな私もやはり将来のこととかを考えるようになり、就職を意識し始めたのである。

ニート生活は毎日が充実していて、刺激に満ち溢れ、出会いも少なからずあった。非常に楽しいものであったが、やはり将来のこととかを考えると、今のままではいけないということも少なからずあった。

まあ、スロットは就職してもできるし、働くのも悪くないなという考えから、私のニート生活は幕を閉じたのである。

 

終り

 

あとがき

最後まで読んでくださった読者様、本当にどうもありがとうございます。

『昔はよかった』というのは、この業界ではよく言われることですが、確かに昔はよかったと思います。

出玉面に関しても、今と比べたらありえないスピードで万枚とか出るし、店としてもイベントやり放題だったので、設定告知ができたり、確定台があったりしました。

設定6とわかって打てるなら、こんなに楽しいことはないでしょう。

だた、同然の話ですが、昔はよかったと言っても、昔に戻れることはないので、店側もユーザーも、これからにどう対応していくのかを考えなければならないと思います。

出玉に関しても、店創りに関しても、イベントに関しても、今は規制でガチガチのように見えて、やれるけどやれていないことって結構あると思うんですよね。できないできない言って何もやらない店は、今度どんどん淘汰されていくし、業界は縮小していくとはいえ、お客様の期待以上のものを提供できている店は、その規模を拡大していけると考えます。

いわゆる業界再編っていうのが、近い将来訪れると考えます。

その時に良い思いをする為に、ユーザーも店も、今できることを最大限にしていくことが、昔を取り戻すことに繋がるのではないかと考える次第です。

 


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