『昔はよかった』話①

朝、いつも通りの時間に目を覚まし、カーテンの隙間から外を除くと、外は大雪だ。

「やばい、今日は北斗のイベントだ。抽選時間に遅刻をする訳にはいかない!」

風呂には2日入っていなかったが、そんな事は関係ない。

すぐさま、いつも通りのスウェッとパーカーを着用し、厚手のダウンを羽織る。靴はもちろん、おやじサンダルだ。

スウェットもパーカーも、1か月くらい洗濯していないが、そんなことも関係ない。雪で半分とろけてしまっているおやじサンダルも、いい具合に味が出てきた。世間一般でいう、かなり黄ばんでいるくらいが調度良いのだ。

先輩から20万円で買った異音のする軽自動車のエンジンをかけ、雪を降ろさぬままに発信する。ガラスにマックスで暖房を当てると、1分くらいで携帯電話くらいの視界が確保できる。雪道はどうせ他の車もゆっくり走る。視界はこれだけあれば充分なのである。

 

もちろん無事にパチンコ屋に到着。車を停め、時間ギリギリで抽選の列に参加する。地元の旧友も時間には間に合ったらしい。

抽選が始まり、引いた番号は真ん中くらい。300人並んでいたら、どうあがいても大体が100以降の番号しか引けないのが常である。海物語のイベントも重なっているので、北斗の拳にはギリギリ座れるだろうか。とりあえず、そんなことを考えながら、近くのマックで朝マックをすることにする。

いつも落ち着きのない常連の婆さんがいたが、もちろんシカトした。

旧友が席を確保してくれてたので、そこの席に合流する。そこの席にはすでに4人が着席している。

旧友の大学の友達のサル。会話が止まらない。

常連のニート君。1年くらい歯磨きをしたことが無いらしい。

ニート君の連れのヤクさん。ヤクザらしい。

旧友と共通の友達のテポドン。下半身がでかいらしい。

そんないつものメンバーと、入場の時間まで、その日の作戦を立てながら朝マックをするのが日課なのだ。





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入場30分前に再度整列をし、入店する。店員が「ゆっくり入場してください」と叫んでいるが、そんなのはシカトである。足元はおやじサンダルだが、ウサインボルトも驚くほどの瞬発力を発揮し、運よく北斗の拳に着席することができた。

その日の北斗は、1/3で設定6が投入されるイベントなのだ。ちなみに、吉宗も同様の配分だが、設定看破が困難なのと、投資金がかさみすぎるので、吉宗は敬遠されがちである。

その頃は、9時開店の店も、9時前には入場できていたので、席を確保したらとりあえず店のトイレでUTだ。綺麗に清掃されたパチンコ屋のトイレほど、落ち着く場所はない。とりあえず朝の一仕事を終えた充実感と、生きている喜びに存分に感謝しながらウンを出す。

財布には大概10万円程度の現金を入れている。その頃は千円サンドが一般的だったので、朝一に両替機で両替をしなければならないのだが、北斗と吉宗のイベント日はみんな、朝からあらかじめ5万円くらいを両替していたので、両替機は10分くらいで空になる。そのうち、朝両替機の脇には経理のおっさん的な従業員が常駐するようになっていた。

 

続く


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